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第1話 『神話の世界観』

成り立ちや全貌が話の全貌があまりにも知られていない神話の世界。

 

「おとぎ話」の類でどこまでがホント・ウソなのか・・・

日本神話の世界をほんのちょっと調べてみました。

神話とは

8世紀初めに成立したと言われる『古事記』と『日本書紀』の神代の部分を指します。

どちらも日本の国史を記録するために編纂された歴史書であることに変わりはないが成り立ちや目的・内容に違いがある。

古事記

古事記天武天皇の命で始まった編纂作業が始まった『古事記』は、日本建国の歴史を古代に忠実な形で伝えようとした。

編者は碑田阿礼(ひえだのあれ)と太安万侶(おおのやすまろ)。日本の創世期から推古天皇(第33代天皇(在位592~628))までを記している。

日本書紀

日本書紀舎人親王(とねりしんのう)など複数の編者により編集された『日本書記』は、日本の創成期から持統天皇(第41代天皇:在位645年~703年)までを記載している。

外国に国威をアピールするための書物と言われている。

 

『古事記』の方が神武天皇以前の神話を多くを収めている。

各地の民話をみてみると『古事記』とよく似た話が多く見つかるという。

日本アニメの原点にもなっていると言われる神話の世界。

第2話『日本神話の男神伊耶那岐(イザナギ)と女神伊耶那美(イザナミ)』

はるか昔のこと。

日本がまだ形となっていなかった頃、大いなる神から葦原中国(あしはらのなかつくに)の国作りを命じられた神々がいました。

それが高天原(たかまのはら)に生まれた男神のイザナギと女神のイザナミです。

イザナギとイザナミ

※神々が住む高天原(たかまのはら)に対して、下界の葦原中国(あしはらのなかつくに)は人間の住む国

 

彼らは神聖な矛をただの海だった下界に差し入れ、数回掻き混ぜました。

イザナギとイザナミ2

そして矛を引き上げた際に滴り落ちた塩が固まり、日本初の島であるオノゴロ島が誕生しました。

 

早速、二人は島に降り立ち、天御柱と八尋殿(やひろでん)を立てました。

と、ここで素朴な疑問が生まれます。

 

女神イザナミには1ヶ所だけ欠けている部分があり、男神イザナギには1ヶ所だけ余っている部分があったのです。

 

そこでイザナギはイザナミに「私の身体の余っている部分であなたの欠けている部分をふさいで、国土を造ろうではないか」と持ちかけ、結婚することにしました。

イザナギは左から、イザナミは右から柱を回り、出合ったところで、まずイザナミが先に口を開き、「ああ、なんといい男でしょう」続けてイザナギが「ああ、なんと美しい女だ」 と声を掛け合うとまもなく子供が生まれたのです。

 

ところが女性から声をかけたのが悪かったのか、骨のない水蛭子(ヒルコ)が生まれてしまいました。

二人は高天原に戻り、このことを天つ神に相談しました。

 

すると、天つ神は答えて言いました。

「女から声をかけたのが原因だった。改めて儀式をやり直し、今度は男から声をかけてみるがよい」

 

これを受けて二人は再び柱の周りを回って、今度はイザナギから声をかけたところ、無事に淡路島が誕生しました。

続けて四国や隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡島、本州が生まれました。

 

イザナギとイザナミの国生みによって、この世界には、立派な大陸が出来ました。

第3話『神生み』

イザナギとイザナミの国生みよって立派な大陸が出来ました。

今度は本格的に神々を生み出していきます。

イザナミは山の神である大山津見神や風の神である志那都比古神、穀物の神である大宜都比売神など、自然や人々の生活を守る神々を次々に生んでいきました。

イザナギとイザナミの生んだ神々

しかし火の神である火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を生んだ際に悲劇が起こります。

イザナミは大火傷を負い、死者の国である黄泉の国に旅立ってしまったのです。

 

イザナギは大いに嘆き、火の神を殺した上で黄泉の国を訪れます。

妻であるイザナミに「生き返ってくれ」と懇願しますが、最初は渋っていました。

 

しかし繰り返し懇願したイザナギの熱意に負けたのでしょう。

「絶対に私の姿を見ないでください」と言い残し、黄泉の国神々と相談するため奥へと消えていきました。

 

ところがイザナギは約束を破り、こっそりと扉を開けてしまったのです。

するとそこにはウジがたかった変わり果てた妻の姿がありました。

イザナギは大慌てで逃げますが、約束を破ったイザナミの気持ちが収まりません。

イザナミは黄泉の国の軍勢を差し向け夫を追わせます。

逃げ延びたイザナギは黄泉の国の入り口を大きな岩でふさぎます。

 

残されたイザナミは「あなたの国の人を1日に1000人、殺してやるわ」と宣言しました。

するとイザナギは「では1日に1500人の子供を生ませよう」と応じ、2人は永遠に別離したのです。

第4話『アマテラスと天岩戸』

高天原には太陽の女神アマテラス、ツクヨミ、スサノオの三貴神がいました。

一番下の子であるスサノオは「根の国(黄泉の国)にいる母に会いたい」と散々駄々をこね続けたため、高天原を追放されてしまいます。

 

スサノオは別れの際にアマテラスの元を訪れますが、「弟が国を奪いに来た」と勘違いしています。

困り果てたスサノオは身の潔白を証明するため、勝負を挑み、スサノオの剣から三女神が生まれ、その清らかさが証明されます。

 

しかしスサノオは農耕に疎く、高天原の田畑を壊したり、皮を剥いだ馬を暴れされせたりと乱暴狼藉を働きました。

 

その様子に困惑したアマテラスは天岩戸に籠ってしまったのです。

太陽の女神であるアマテラスが姿を消したことにより、高天原と葦原中国は暗闇となってしまいました。

 

暗闇となったことにより、稲は枯れ、疫病が蔓延。

困った高天原の神々は知恵を絞り、アマテラスを誘い出すため岩戸の前で祭りの真似事を始めます。

アマテラスと天岩戸

音楽を奏で、賑やかに舞い踊るその様子に、楽しいことが大好きなアマテラスは知らんぷりをできず、こっそり外をうかがってい、虚いを突いた瞬間に力持ちの神が岩戸から引っぱり出し、ようやく世界に光と平和が戻りました。

第5話『素戔嗚尊(スサノオノミコト)と八岐大蛇(ヤマタノオロチ)』

スサノオとヤマタノオロチ

アマテラスが戻ったのち、スサノオは高天原を追われてしまいます。

追われたスサノオは下界である葦原中国の出雲にやってきます。

そして大きな川のほとりで嘆き悲しむ老夫婦に出会います。

 

夫婦には8人の娘がいましたが、巨大な大蛇であるヤマタノオロチに1人ずつ娘を奪われ、最後に残った櫛名田比売(クシナダノヒメ)も今晩にも生贄にされてしまうといいました。

 

スサノオは、「ヤマタノオロチを退治する代わりにクシナダノヒメをお嫁さんにください」と申し出ると、老夫婦は喜んでその申し出を快諾しました。

 

オロチは谷や山の尾根を同時に8つも渡れるれるほどの大蛇であったが、スサノオは臆することなく、オロチ退治に取り掛かります。

 

まず、姫を櫛に変え、自分の髪の中に隠します。

次に、家の周りに8つの門がついた垣根を作り、門の前に強いお酒の入った8つの樽を置きました。

 

何も知らずにやってきたオロチは樽に頭を突っ込み、酒を飲み干し、酔っ払い、寝入ってしまいます。

この気を逃さず、スサノオは剣でオロチを切り裂き、見事に退治します。

 

その時オロチの尾から出てきた剣が三種の神器の1つである「草薙剣」。

 

その剣はアマテラスのご機嫌をとるため献上したそうです。

自分はクシナダヒメと結婚。出雲の須賀に宮殿を築いて幸せに暮らしたとさ。

めでたし、めでたし。

最終話『英雄の成長ストーリー 国造の神・オオクニヌシ』

スサノオの子孫にあたるオオナムジには、大勢の異母兄弟がおりました。

ある時、オオクニヌシの兄弟である八十神(ヤソガミ)が、稲羽の八上比売(ヤガミヒメ)へ求婚しよう旅に出ました。

オオナムジも、荷物持ちとしてついていくことになったのです。

 

稲羽の国の気多岬に差し掛かった時、オオムナジは泣いている兎を見つけます。

兎はワニ(一般的にはサメのこと)を騙したため皮を剥がれ、兄達に騙され海水に浸かり、身体が真っ赤になっていました。

可哀相に思ったオオムナジは「まず真水で身体を洗い、蒲の花粉にくるまっていればいい」と教えました。

その通りにした兎はすっかり回復し、「八十神はヤカミヒメを娶れません。夫にはあなたが選ばれますよ。」と言いました。

オオムナジは驚きましたが、確かに姫は彼を選んだのです。

オオクニヌシと兎

喜んだのも束の間、求婚を断られ、嫉妬した兄達はオオムナジを殺そうと画策します。

「赤い猪を追うから受け止めろ」と、イノシシによく似た形の岩を真っ赤になるまで焼き、その岩を山の上から落とすなど何度も命を奪いました。

 

幸いに息子を哀れんだ母の力により、オオムナジは何度も生き返りましたが、これでは命がいくつあっても足りません。

オオムナジは母の勧めでスサノオの住む根の国に避難することになりました。

 

根の国に到着したオオムナジでしたが、到着して直ぐにスサノオの娘須勢理姫(スセリヒメ)と恋に落ち、スサノオに姫との結婚を申し入れます。

しかし、スサノオはそんな簡単には許さず、オオムナジを蛇やムカデが這いまわる部屋に寝かせたり、草原に矢を取りに行かせて火を放つなど過酷な試練をあたえました。

 

オオムナジはスセリヒメや動物の助けを得て、無事にピンチを乗り越えます。

隙を見て姫と逃げ出すと、スサノオはようやく結婚を承諾しました。

「これからはオオクニヌシと名乗って葦原中国の王となれ」と2人を送り出したのです。

 

葦原中国に戻ったオオクニヌシは兄達を退治します。

そしてガガイモ(神代(かみよ)の時代から日本に存在する花)に乗ってやってきた小さな神少名毘古那(スクナビコナ)の力を借り、国を整えていきました。

ガガイモ

ガガイモ

そして、ついには高天原のアマテラスが国譲りを求めるほど豊かな国になったそうです。

 

全6話の日本神話の世界の如何だったでしょうか?

本当に謎が多いですね。ダイジェスト的な内容でしたが、興味を持たれましたら、是非「古事記」や「日本書記」の本を手に取って頂ければと思います。

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