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神社の正式名称には、地名などの下に、知っての通り、「神社」「神宮」「大社」などの社号がついているのがほとんどです。

これらの社号ですが、では実際どのような違いがあるのでしょうか?

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社号が違うのは何故?

伊勢神宮

出典:new-cloudfront.zekkei-japan.jp

 

日本の神社の本宗である伊勢神宮の正式名称は「神宮」のみ。

地名を冠さずに「神宮」と呼ばれる神社は、今も『伊勢神宮』ただひとつです。

また『出雲大社』は、明治時代から戦前まで日本で唯一の「大社」と呼ばれる神社でした。

このように社号は、神社の格を表すものであり、時代によって変遷するものでした。

社号に規定が厳密になったのは、神社が国家の管理下におかれるようになった明治時代で、社号をつけるのに勅許が必要な場合もありましたが、現在は自由に社号を名乗ることができます。

社号の種類について

パワースポット巡り_出雲大社相模分祠_002

社号の種類は以下の通りです。

  • 神宮・・・皇室とゆかりの深い由緒ある神社に与えらる(伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮など)
  • 大神宮・・・現在は「東京大神宮」などに用いられるだけの特別な社号(東京大神宮など)
  • 宮・・・特別な由緒を認められた神社に与えられる格式の高い社号(八幡宮、天満宮、東照宮など)
  • 大社・・・地域信仰の中心となる大神社につけられた(出雲大社、春日大社、松尾大社、日吉大社、熊野大社、多賀大社など)
  • 神社・・・もっとも一般的な社号
  • 社・・・規模の小さな神社に用いられた

これらの社号とは別に、神社の格を表す社格による区分もあります。

社格制度は701年の大宝律令にはじまりました。

祈年祭のおりなどに国から奉幣を受ける神社のうち、朝廷の神祇官から受ける神社を官幣社、地方の国司から受ける神社を国弊社として、それぞれに大社・小社の格付けをしました。

ただし、伊勢神宮だけは別格ということで、もともと社格制度から除外されていました。

また、社格制度の大社と社号の大社は別物です。

1871年には近代社格制度が制定されましたが、第二次世界大戦後には、それも廃止されました。

しかし現在も由緒書などに「旧官幣大社」「旧国幣中社」などと書かれていることもあるようです。

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